クリニックにお勤めのゆずきさんという方が、ご自身のお母様について書かれた文章です。
以下引用
幼少期の私の部屋は、旅館の客室のよう(というか、全室旅館のような家でした)。戴き物の縫いぐるみや飾り物は、一定の鑑賞期間を経たのち、部屋の中から消えていきました。
(中略)
この母は洋服好きでしたが、クローゼットにはハンガーを10本と決め、終生貫きました。全ては厳選された超高級ブランドで、新たに一着増える時は必ず何かを処分しました。
彼女は50代の半ばで「60歳以降は、盆暮れのやり取り、年賀状などの一切を失礼させていただく」と方々へ通告し、年金の積み立て分を一括で支払い、自分の戒名を朱色で墓石に入れ、永代供養も済ませていました。
準備が良すぎたのか、ほどなくして癌を告知されると、元気なうちにもう一度会っておきたい人達に会いに出掛け、いよいよモノを捨てきり、自分の写真も始末、末期には彼女のコレクションであったエルメス社のケリーバッグの殆ど全てを友人達に形見として自ら手渡し、スッキリと亡くなりました。
お読みくださりありがとうございます。
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初めまして(^○^)
返信削除つい最近カニさんのブログを見つけて読ませて頂いているペンギンです♪
今回、私が憧れ、理想とする生き方をされた方の記事を載せて要らしたので、初めてコメントします。
私は結婚する以前は介護の仕事をしていました。たくさんの死に直面してきて、いつも抱いていた生き方をこの記事で改めて実践された人がいたことを知れて、現実としてそう生きていけるような自然な自分になりたいです。
これからも、カニさんのブログを楽しみにしてます。
ペンギンさん、コメントありがとうございます!
返信削除大変な、でもすばらしいお仕事をされていたんですね。
私はドミニック・ローホーさんの本が好きなのですが、著書の中で「私たちが所有しているのは、この体、命だけだ」と書かれていて、それがすごく胸に響きました。
自分も軽やかに生きていけるといいなと思いますが、現実は難しいです(^^;)